Shinagawa Dental &
Orthodontic Clinic of Ueno

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ドイツ本社でのIcon®︎研修に日本代表として招待されました

DMG トレーニングセンターでの集合写真

 

上野品川歯科・矯正歯科院長の品川淳一です。

約1年前の2025年9月21日から23日にかけて、削らないホワイトスポット治療(低粘性/深部レジン浸潤法)に用いる材料・Icon®︎(アイコン)の製造元であるドイツ・DMG社のハンブルク本社で行われた研修に日本代表として招待されました。

DMG社の前日本担当者で、日本語も話せるRosenthal様と

研修のサーティフィケート

この研修には世界中のアイコンの講師が集められ、私の他には中国、カザフスタン、ベトナム、カタール、ポーランド、ルーマニア、ドイツの歯科医師が招待されていました。

現地ではDMG社の各種新製品のレクチャーを受けたり、非公開の工場内の見学をさせていただいたりと貴重な経験をさせていただきました。

DMG社の工場。世界のDMG製品全てがここで生産されているそうです。

 

なかでも近年世界的に注目されている、第一大臼歯(六歳臼歯、6番とも)と前歯にエナメル質形成不全/発育不全(Developmental Defect of Enamel)を発生させるMolar Incisor Hypomineralization(MIH) によるホワイトスポット/ブラウンスポットに対するIcon®︎(アイコン)治療の最新プロトコルについて直接、DMG社の研究者の方々にご解説いただいたことは大変有意義なものでした。

私もこれまで当院で行ってきたIcon®︎(アイコン)治療について発表を行わせていただき、他国の先生方やDMG社の研究者の方々とディスカッションすることができ、Icon®︎(アイコン)治療について更に理解を深めることができました。

これまでのIcon®︎(アイコン)治療について、英語で発表を行いました

 

この発表を聞いていただき、DMG社にも当院で行っている治療が他国と比較しても遜色ないものであるとお認めいただき、現在DMG社のウェブサイト等に掲載予定のIcon®︎(アイコン)治療の英語のユーザーレポートを執筆中です。無事完成し掲載されましたらまたこちらのブログ等でご案内いたします。

このような貴重な機会を賜り、DMG社並びにご仲介いただいた日本でのIcon®︎(アイコン)販売元である株式会社ヨシダの皆様に感謝申し上げます。

 

患者様へ:

Icon®︎(アイコン)治療は決して難しい治療ではありませんが、正しい知識と手技が要求される非常に特殊な治療です。

正しく用いれば基本的に全てのホワイトスポット/ブラウンスポットの治療が可能です。(ホワイトバンドなど、「ホワイトスポットではないもの」は治療できません。)

ホワイトスポット/ブラウンスポットをなるべく削らずに綺麗に治したい方、他院でIcon®︎(アイコン)治療を受けて上手くいかなかった方、他院でIcon®︎(アイコン)の適応外と説明を受けた方など、ホワイトスポット/ブラウンスポットに関してお悩みの方はお気軽にご連絡ください。お子様の場合でも、基本的には9歳を過ぎれば治療可能です。保護者の方とお子様ご本人にも分かりやすくご説明致します。

現在相談料は無料で、上記研修を受けた院長が1時間頂いて詳しく丁寧にご説明致します。その上で治療を行うかどうかご検討いただいて構いません。

ホワイトスポット/ブラウンスポットのご相談はこちら

 

歯科医療関係者の方へ:

他の医院様からのご紹介も随時受け付けております。ご紹介状をご用意頂けますと大変ありがたいですが、ご用意が無くても受診可能です。

また、これからIcon®︎(アイコン)治療を導入予定の医院様におかれましては、出張治療も承っております。詳しくはご連絡ください。

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世界初のホワイトスポット専門書を共同執筆しました

上野品川歯科・矯正歯科院長の品川淳一です。

先日、前歯のホワイトスポットの専門書、そのままのタイトルですが「ホワイトスポット」という書籍を徳島大学教授の保坂啓一教授と大学院同期の指宿隆秀先生と共に執筆させていただき、医歯薬出版株式会社様より発刊されました。

大学院時代の大先輩である徳島大学保坂啓一教授

大学院同期の指宿隆秀先生

本書は前歯のホワイトスポットに特化し、その病因論などの基礎から実際の治療法、特にIcon®︎(アイコン)を用いた低粘性/深部レジン浸潤法について、多数の写真と共に解説した書籍です。

大変ありがたいことに、出版元の医歯薬出版様や歯学書専門店のシエン社様の歯学書の売り上げランキング1位を頂くことができました。

国内で著名な歯学書専門店・シエン社様の店舗にて

出版元の医歯薬出版株式会社様のランキング

 

前歯のホワイトスポットのみにフォーカスした書籍としては世界初で、現在なんと韓国語に翻訳されることが決定し、現在翻訳作業を進めていただいております。

本書によって日本だけでなく韓国の歯科医師の先生方にも正しいホワイトスポットの知識を身につけていただき、ホワイトスポットで悩まれている患者様の一助となれば幸いです。

 

当院では現在ホワイトスポット/ブラウンスポットの治療相談は無料でお受けしております。

上記書籍の執筆者の院長本人が1時間のお時間を頂き、丁寧に分かりやすくご説明いたします。

ホワイトスポット/ブラウンスポットの無料相談はこちらへ

 

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日本で初めて書籍に前歯のIcon®︎(アイコン)治療について執筆しました

上野品川歯科・矯正歯科院長の品川淳一です。

2025年4月に発行された「続・日常臨床のレベルアップ&ヒント67選」(デンタルダイヤモンド社)という書籍の中に、TOOTH CREATE TOKYO院長の指宿隆秀先生と共にホワイトスポットに対するIcon®︎(アイコン)治療の手技について執筆させていただきました。

この書籍は歯科のすべての分野についての最新のトピックを網羅したもので、各分野のエキスパートの先生方が執筆をされています。大変光栄なことにその著者としてご招待を受け、執筆の機会を賜りました。

改めて、歯科界全体の中でもホワイトスポット治療が最新のトピックとして注目されているのだと実感いたしました。

日本国内において、隣接面(歯と歯の隙間)の虫歯に対する進行抑制としてのIcon®︎(アイコン)治療の手技が初めて具体的に掲載されたのは、う蝕学の大家である杉山精一先生の「歯を守るう蝕治療」(クインテッセンス出版株式会社)という書籍です。

私はこれまでに前歯のホワイトスポットに対するIcon®︎(アイコン)治療について、日本国内で初めて学術論文や最大手の歯科商業誌に執筆させていただいて参りました。

書籍については、この「続・日常臨床のレベルアップ&ヒント67選」が日本国内で初めてのものになります。

症例写真の掲載をご快諾いただいた患者様、監修頂いた日本歯科大学附属病院北村和夫教授、デンタルダイヤモンド社の皆様に心より感謝いたします。

編著者の北村和夫教授と日本歯科保存学会でご一緒させていただきました

さらに現在、徳島大学教授の保坂啓一先生と指宿隆秀先生と共に、これもまた日本初となるホワイトスポット治療のみにフォーカスした書籍を執筆中です。

私達の書籍を通して、当院にお越しいただける患者様だけでなく日本全国のホワイトスポットでお悩みの患者様が一人でも多く笑顔になっていただければ幸いです。

 

 

 

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ホワイトスポットに対するIcon®︎(アイコン)治療の論文が業界最大手の歯科雑誌に掲載されました

当院院長による26ページにわたる論文がザ クインテッセンス誌に特集として掲載されました。
出版元のクインテッセンス出版様は本社がドイツにあり、世界中に支社を持つ業界最大手の歯科雑誌社です。
本誌において前歯のホワイトスポットの診断と治療に関する論文が掲載されるのは初めてのことです。
当院では2019年2月9日の開院当初よりホワイトスポット治療に取り組んで来ましたが、その当時はホワイトスポット治療を行っている医院がとても少なく、このような特集を組んでいただけるような注目を集めておりませんでした。
近年日本でもホワイトスポット治療を行う医院が増え、この治療法に注目が集まるようになり大変嬉しく思います。
この論文によって歯科関係者の方々のホワイトスポットに対する理解が深まり、ホワイトスポットで悩んでいる患者様が1人でも多く笑顔になれるよう願っております。
このような大変貴重な機会を頂き、口腔内写真等の使用に同意いただいた患者様、クインテッセンス社の皆様に改めて感謝申し上げます。

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矯正歯科治療とラミネートベニアの併用症例が学会雑誌に掲載されました

 

上野品川歯科・矯正歯科院長の品川淳一です。

先日、副院長と私の共著により、矯正歯科治療とラミネートベニアを組み合わせて治療を行った症例報告が日本歯科審美学会雑誌に掲載されました。

この症例では、受け口であり両側の上顎の前から2番目の歯が矮小歯(生まれつき小さく出来てしまった歯)の患者様に対し、矯正歯科治療を行った後に矮小歯にラミネートベニア(セラミックのシェル)を装着して綺麗な歯並びを作ることが出来ました。

この症例ではラミネートベニアに際し歯を削っていますが、0.2〜0.5mm程度の非常にわずかな量となります。

状態によっては歯を全く削らずにラミネートベニアを装着できる場合もございます。

当院では日本歯科審美学会認定医と日本矯正歯科学会認定医が常勤しておりますので、このような複雑な矯正歯科治療にも対応可能です。

学会雑誌には査読というものがあり、匿名で専門の歯科医師の先生方が論文を読み、内容を審査した上で受理されるかどうか決まります。

従って、学会雑誌に掲載された論文は専門の歯科医師の先生方から掲載に値する価値があると認められたことになります。

写真等の資料提供にご協力いただいた患者様、並びに雑誌編集委員の方々に心より感謝申し上げます。

オープンジャーナルのため、どなたでも下記URLより閲覧可能です。

一般の方々におかれましても、審美修復治療と矯正歯科治療を組み合わせることでより良い歯並びを得ることが出来るご参考になるかと存じますので、宜しければご覧ください。

https://www.jdshinbi.net/publications/037-1.php

https://www.jdshinbi.net/pdf/publications/publications_037-1.pdf    (50-55ページです)

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前歯のホワイトスポット治療(Icon®︎(アイコン)治療)の日本初の学会講演を行いました

上野品川歯科・矯正歯科院長の品川淳一です。

12/7-8に徳島で行われた日本歯科審美学会第35回学術大会にシンポジストとして招待され、前歯のホワイトスポット治療(Icon®︎(アイコン)治療)について日本で初めて学会講演を行いました。

著名な教授陣・先生方とご一緒させていただいた中での発表で、私自身もかつてないほど緊張致しましたが、皆様に助けていただき無事発表を終えることが出来ました。

 

ありがたいことに反響は非常に良く、発表時のディスカッションや懇親会にて多数のご質問を頂きました。

以前よりもホワイトスポット治療が着実に浸透し、多くの歯科医師の先生方にご興味をお持ちいただいていることを実感いたしました。

また、TOOTH CREATE TOKYO院長の指宿隆秀先生とご一緒させていただきポスター発表も行いました。

ホワイトスポット治療のポスター発表は2020年・2023年にも行っており今回で3回目です。

私は日本中のホワイトスポットで困っていらっしゃる患者様に貢献したいと思っておりますが、院内で治療できる患者様の数には限りがございます。

そこで、このような他の歯科医師の先生方、日本の歯科界へ向けた活動を通してさらにホワイトスポット治療を認知していただくことで間接的にもホワイトスポット治療の普及に努めております。

ホワイトスポット治療(Icon®︎(アイコン)治療)をご希望の患者様は、こちらよりご連絡ください。

また、歯科医院様よりホワイトスポット治療(Icon®︎(アイコン)治療)の患者様のご紹介も随時受け付けております。

ご紹介に関しましてはこちらをご覧ください。

 

品川淳一

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歯科医師に向けてアイコンのハンズオンセミナーを開催しました

上野品川歯科・矯正歯科院長の品川淳一です。

6/23日曜日に、歯科医師に向けてホワイトスポット治療(Icon/アイコンを用いた低粘性レジン浸潤法・深部レジン浸潤法)のハンズオンセミナーを行いました。

ハンズオンセミナーとは、実際に手を動かして治療法の練習をするセミナーです。

本セミナーは過去数回行っておりますが、ホワイトスポット治療にご興味がある先生が非常に多く、今回も募集から間も無く満席になりました。

毎回ご質問をたくさん頂くため、誤った情報をお伝えしないように私自身も勉強してアップデートするよう努めています。

いつもこのような貴重な機会を頂き、株式会社ヨシダとアイコンの製造元であるドイツDMG社に感謝いたします。

受講していただいた先生方には、このセミナーで得た知識と技術を元にホワイトスポットで困っている患者様をぜひ助けていただきたいと願っています。

全ての先生方が熱心に実習を行っていました

マイクロスコープの映像を共有し、アイコンの使用法を指導しました

一緒に実習を指導した指宿先生

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アイコン治療の日本代表として、アジアの歯科医師達と研修を受けてきました

上野品川歯科・矯正歯科院長の品川淳一です。

大変名誉なことにアイコン(Icon)治療(低粘性レジン浸潤法)における日本のKOL(Key Opinion Leader)に大学院同期の指宿隆秀先生と共に選ばれ、アイコンの販売元であるDMG社より招待を受けてアイコンの研修に参加してきました。

DMG APEC Rising KOL meeting in Bangkokというタイトルで、タイのバンコクにおいて2/3-2/4に開催され、日本からは我々2名、その他タイ、韓国、ベトナム、マレーシア、フィリピンから各国のKOLである歯科医師達が招待されました。招待された歯科医師のみが参加することができ、一般には募集をされていません。

この研修ではStyle Italianoという世界的に著名なスタディグループ(歯科医師の勉強会)の講師であり、イギリスのロンドンでご開業されているDr. Ahmed Tadfiからアイコンのレクチャー、コンポジットレジン充填(ダイレクトボンディング)のハンズオンセミナー(実際に治療器具を使って手技を練習するセミナー)を受けてきました。

また、参加した歯科医師も症例発表を行い、私も日本における応用症例を発表し、アジアの歯科医師達と情報交換を図ることができました。

この経験を活かしてアイコン治療にさらに習熟し、日本で歯のホワイトスポット(白斑、白濁)に困っていらっしゃる患者様に還元していきたいと考えております。

患者様におかれましては当該期間を臨時休診とさせていただき、ご迷惑をおかけしてしまい誠に申し訳ございませんでした。

 

アイコン治療とは、歯のホワイトスポット(白斑、白濁)を大きく削らずに治すことが出来る治療法です。

アイコン(Icon)とは製品名であり、ドイツのハンブルクに本社があるDMG社が製造し、日本では株式会社ヨシダより販売されております。

アイコン治療とは患者様に分かりやすいように用いられている俗称で、本来はresin infiltration techniqueという治療法です。これを私が2020年に講演にて「低粘性レジン浸潤法」という日本語名に翻訳して発表し、その後日本歯科審美学会で発表し、現在日本語訳として定着しました。

さらに応用法としてdeep resin infiltraion techniqueというものがあり、こちらも昨年の日本歯科審美学会の発表で「深部レジン浸潤法」として翻訳し、発表しました。

当院ではDMG社より日本のKOLに認定され、株式会社ヨシダのセミナー講師を務める院長が直接ホワイトスポットの相談、治療、経過観察を行っています。

歯のホワイトスポット(白斑、白濁)でお困りの患者様は、ぜひ一度ご相談ください。

 

ホワイトスポット・アイコン治療に関してはこちらのページにさらに情報がございます。

ご予約・ご相談はこちらのフォームより承っております。

 

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国内最大級のデンタルショーで講演を行わせていただきました

国内最大級のデンタルショー、「ワールドデンタルショー」で講演を行わせていただきました。

デンタルショーとは歯科関係者向けのイベントで、歯科材料や機材の展示会です。展示だけでなく、材料や機材に関する講演も行われます。

今回講演を行った第9回ワールドデンタルショーは9/29-10/1の3日間にかけてパシフィコ横浜で開催され、合計で5万名以上の歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科学生、商工業社の方々が参加されたとのことです。

写真はホワイトスポット治療の材料、アイコンの国内販売元のヨシダ社での講演の様子です。

アイコンとホームホワイトニングを組み合わせて、イエロー/ブラウンスポットを削らずに治す方法について講演を行いました。

また、今回はアイコンの製造元であるドイツ・ハンブルクにあるDMG社からアジアの担当者が来日され、アイコンについて情報交換を行うことも出来ました。

他にもワールドデンタルショーで別のテーマで複数回講演を行わせていただきましたので、またご報告いたします。

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【虫歯と矯正ブログ】再び虫歯菌に感染するのを防ぐための根管治療

上野品川歯科・矯正歯科院長の品川淳一です。

先日、NHK Eテレの「チョイス@病気になったとき」という番組内で、根管治療について紹介されていました。その解説をされていたのは、私の大学院時代の大先輩である保坂啓一先生でした。

虫歯で歯が溶けてしまった場合、初期であればコンポジットレジンを詰める治療(ダイレクトボンディング)で治すことができます。

この際にラバーダム防湿という手法を使い、唾液などが入らない環境でしっかりと歯に接着させることができれば歯と一体化して、機能も見た目も天然の歯と区別がつかないぐらいの治療を行うことができます。

しかし、虫歯が進行してしまい、歯の神経に感染してしまうと歯の神経に対する処置が必要となります。

現在の根管治療では歯科用CTで診断を行い、ラバーダムをした状態で感染を防ぎながらマイクロスコープで直接細い根管内をよく観察し、電気的根管長測定器を使用して正確に根管の長さを測定して治療していきます。

これまで根管治療を何度も行っていたのになかなか治らなかった患者様が、このような手順をしっかりと踏んで治療を行うと治ることを何度も経験したことがあります。

より良い根管治療のために、このような機材はもちろん重要ですが、それだけでなくそれを活かす知識と技術が必要です。

そのため、私は歯科保存学会、歯内療法学会、顕微鏡歯学会に所属し、研鑽を積んでおり、また手技を学ぶセミナーにも出席しております。

9/14午後から9/15にかけて、マイクロエンド(マイクロスコープを使用した根管治療)、endodontic microsurgery(マイクロスコープを使用した外科的歯内療法)の講習会に参加してきました。

根管治療はマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)の発展により大きく変わりました。

以前は根管の中は見えないもので、指先の感覚を頼りに治療をする、盲目的な治療が行われていました。

私が歯学部の学生だった時代も、歯内療法(根管治療、根の治療)科の実習では指導の先生に「指先にもう一つ目があるように、指先の感覚でやれ」「エンドダコが出来たら一人前(根管治療のことをエンドとも呼び、指先でファイルという器具を操作することで出来たタコをエンドダコと呼んだりします)」と言われたことを覚えております。

しかしマイクロスコープの出現により、根管治療は根管を直接見て行うことができる治療になりました。

これにより、今までは見つけられなかった根管を見つけることができるようになったり、誤った所を削ってしまう穿孔(パーフォレーション)を起こしにくくなり、また起こしたとしても適切に封鎖することができるようになりました(穿孔封鎖の成功率が飛躍的に上昇したのは、MTAセメントという材料の出現がもう一つ大きな要因です)。

さらにマイクロスコープの出現により、以前は成功率が低いと言われていた歯根端切除術及び逆根管充填という外科的歯内療法の成功率が飛躍的に上昇し、endodontic microsurgeryという新しい術式に生まれ変わりました。

これは通常の根管治療で治らなかった歯や、何らかの理由で通常の根管治療を行えない歯に対して、根の尖端を外科的に切除して尖端から薬を詰める方法です。

被せ物の適合自体は問題ない場合などにも適応され、その場合は被せ物を壊さずに治療ができます。

endodontic microsurgeryの治療成績は文献にもよりますが成功率は90%を超えています。

現代の根管治療は、マイクロスコープを使用した通常の根管治療と外科的歯内療法の二本立てで構成されています。

外科治療まで含めれば、根の病気だけで抜歯になることは極めて稀だと言われています。

クリニックにもよりますが、このような設備や技術を用いた治療は自由診療になることが多いです。

治療にそれだけの価値を見出すかは患者様次第ですが、もし根管治療でお悩みの場合には、一度、当院など根管治療を専門的に行っているクリニックでご相談されることをお勧めいたします。

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